燃料電池・水素自動車の仕組み

水素は、宇宙空間で1番多量に存在するとされ、燃料としても二酸化炭素などの公害物質を排出しない環境に優しい未来の燃料として期待されています。
水素自動車には、2種類の動力の仕組みが研究されています。
一つは、液体水素燃料が使用出来る様にガソリンエンジンを改造したエンジンや水と水素を燃料とするHWAエンジンなど水素を燃焼させる事でエネルギーを直接得るシステムです。しかし、研究段階で一般的なユーザーに対して市販されていません。
現在、非常に注目を集めているのが、水素と酸素を化学反応させる事で得られる電気エネルギーを電気モーターに使い、動力を得る燃料電池自動車です。
水素燃料による電気自動車は、通常のガソリンエンジンに比べてエネルギー効率が非常に高く、動力性能もガソリンエンジンに比べ低速域の発生トルクが大きく、走り出しから力強くスムーズな加速が可能なのも大きな魅力です。一般的な電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電時間に比べ、ガソリン車の給油時間と同等の3分程度で600kmの距離を走る事が出来ます。又、水素燃料車両の普及により、2020年には水素の価格が現在の半分程度になると推測されており、ユーザーの負担はガソリンよりも安くなるとされています。